90年代後半以降、TVドラマの人気は、視聴率でも目に見えて分かるくらいに落ちました。それまでドラマの視聴層だった10代~20代女性がドラマから離れてしまったのです。
ドラマはテレビ局の顔とも言われるほど重要なコンテンツ。TV局が必死で人気回復に乗り出したのは言うまでもありません。
クドカンや、サタケミキオもTVにとっては強力な戦力。そんな彼らの演目から、映像化されたものはと言うと...
・「腑抜けども、悲しみの愛をみせろ」劇団、本谷有希子の代表作。佐藤江梨子主演で映画化され、カンヌ映画祭にも招待された。
・「阿修羅上の瞳」宮沢りえ、市川染五郎で映画化。
・「歌姫」サタケミキオの劇団、東京セレソンデラックスの人気舞台。07年に連続ドラマに起用された。
もともと、舞台でその出来が確かめられている作品ですから、映像化する方も安心して取り組めるのかもしれません。
また、見る方としても大好きな作品が映像で何度も見られるというのはうれしい限り。ですが、もともとの作品の良いところをきちんと映像にできるかどうかは、また別の話です。「人気があるから映像化してしまえ」という安易なやり方はやめてほしいもの。舞台を知らない方が映像化作品を見てガッカリしてしまったら、舞台のファンとしては本当に残念な気持ちになります。
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